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うつ・統合失調症・統合失調感情障害|身の回りの基本的なことができない|部屋の掃除・入浴・歯磨きなどができない

2022年9月23日

精神疾患全般的に、症状が少し重くなると、自分の身の回りのことができなくなったりします。部屋の掃除や入浴、歯磨きなど日常のことができなくなる方も多いと思います。

自分の身の回りのことがなかなかできない

気分障害で抑うつ症状が強くなると、身の回りのことをするのがおっくうになるのを通り越して、どうしてもできなくなることがあります。

抑うつの方では、倦怠感や意欲の低下で横になっている時間も多く、入浴などのハードルが高く感じられることも多いと思います。SNSなどでもうつの人が、うつの特徴として「髪の毛がぺったりしている、少し臭う」などと書いているのがしばしば見られます。

重症化すると歯磨きもできなくなります。私も多くの歯を失いました。身の回りのことがどうしてもできない状態が慢性化し、長い間に渡って、できない期間を繰り返すこともしばしばあります。

統合失調症の方では、やはり無気力になったり、日常のことにも無関心になってしまったりします。自分の身辺のことに無関心になって、入浴しなくても平気になったりする場合もあります。

抑うつの方はできないことに悩んだりもするのですが、統合失調症の方の場合、身なりや身だしなみに無関心、無頓着になることもあります。気分障害の方とは少し違いますが、やはり同じように身の回りのことができなくなることがあります。

歯磨きに関しては下の記事を読んでみてください。

習慣そのものが失われる

入浴や歯磨きは、健康な人にとっては習慣化されているものです。特に意気込んでやらなくても習慣として毎日しているでしょう。おっくうに感じることはあっても、「できない」という感覚ではないと思います。

しかし、精神疾患を患って長期に渡ってできない状態が続いたり、できない期間を繰り返していると、日常の基本的なことをする習慣そのものが失われてしまう場合もあります。

一旦失われた習慣を取り戻すのは大変です。症状が良くなってもそういう習慣が失われているので、意識してかなりのエネルギーを使わないとできなくなってしまったりします。

統合失調症の方では服薬によってよくなり、できるようになることもあるでしょう。家族などのサポートがあれば自分でできるようになることもあります。抑うつ症状の重い方の場合、なかなか習慣として取り戻すのに苦労するかもしれません。

日常の当たり前のことが、精神疾患を持っている人はできなくなってくるんだね

そうね、なかなか難しいわよね

対処法

わかりません。

私の主治医の話でも、女性でも入浴ができないという人は結構いるようです。どうしてできないのかは医師でもわからないと言っていました。

チェックシートなどを作って、できたらチェックを入れるなども一つの方法ですが、長続きしそうにありません。作ったとしても、できないものはできないということになるかもしれません。抑うつの方の場合はできなかったことにとても落ち込んでしまう可能性もあります。

最後の手段として入浴介護を受けるなども考えられないことはないですが、身体的に全くできないという状態でもないので難しいと思います。

まとめ

精神疾患を患い、症状が重くなると身の回りのことがなかなかできなくなったりします。抑うつ障害の方の場合、倦怠感や意欲の低下でできなくなったりします。統合失調症の方では自分の身なりに無関心になったりします。そういった状態が長期に及ばないようにするのが一番いいです。服薬やカウンセリングなどを通して習慣として維持できるようにすることがベストだと思います。

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  • この記事を書いた人

しょうと

中高年の精神障害者です。統合失調感情障害と診断されており、障害年金1級を受給しています。心の病と共に生きるためのノートとしてこのブログを書いていきたいと思います。

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