心の病 症状

頭が重い|原因と対処法

2022年12月24日

私は子供の頃から頭痛持ちで、しょっちゅう小児用頭痛薬を飲んでいました。

精神疾患になってからは頭痛もありますが、いつも頭が重い感じがして辛かったり、動きづらい日々に悩まされています。

なかなかよくならないのですが、精神疾患の方には「頭が重い感じがする」という方もおられると思うので、今回はこのことについて書きます。

なお、頭が重い原因には脳梗塞や熱中症などもありますが、ここでは精神的症状として頭が重いという場合を取り上げることにします。

頭が重い原因

片頭痛

急に頭が重くなることがあるという場合、片頭痛の延長の可能性があります。片頭痛は頭の片側など、限られた部分がずきずきと脈打つように痛むのが特徴ですが、原因としては気圧の変化やストレス、あるいは逆にストレスからの解放などにより、脳の血管が急に拡張することで痛みが生じます。痛みが生じなくても頭が重くなる原因にもなると思われます。

血管が拡張して起こる痛み・重い感じなので、あまり体を温めたりしない方がいいです。

緊張型頭痛

頭の周辺、肩や首の筋肉が緊張して起こる頭痛です。緊張型頭痛も慢性化するといつも頭が重いという症状として現れることもあると考えられます。

仕事でパソコン操作を長時間するなど、同じ姿勢を続けている人にも多いですが、精神的なストレスによっても引き起こされます。うつ病そのものが原因で起こることもあります。心の病気が原因で緊張型頭痛が頻繁に起こる場合もあります。

予防や対処法

片頭痛は主に脳の血管が急に拡張して生じる痛みなので、体を温めたり、入浴や運動したりすることは逆効果です。冷たいタオルを頭に当てたり、痛みの早い段階で、コーヒーやお茶などカフェインを含むもの(血管を収縮させる効果のあるもの)を接種すると効果がある場合があります。

痛みではなく、頭が重い場合でもおでこを冷やしたり、首に冷たいタオルを当てたりすることでよくなることがあります。辛い場合は頭痛薬を服用することで軽減することがあります。

予防法としては人混みや寝不足、寝過ぎ、疲労、過渡の空腹が引き金になることがあるので、それを避けて規則正しい睡眠・生活をするようにすると起こりにくくなります。

緊張型の場合はなるべく長時間同じ姿勢と取らないようにすること、姿勢をよくすること、首や肩周りの筋肉をストレッチすることで軽減することがあります。

ただし、あまりに慢性化するとなかなか良くならないことも多く、頭痛薬や安定剤、抗不安薬などを服用することが必要になる場合があります。

私も以前は抗不安薬(レキソタン)で頭の重さは軽減していたのですが、長く服用し続けているので、おそらく耐性がついてきてしまい、最近また頭の重さに悩まされることがあります。先日筋弛緩作用のある頭痛薬を処方してもらい、試しているところです。

安定剤や抗不安薬で頭の重さが軽減されることもありますが、長期間服用していると効き目がなくなってくることがあります。主治医とよく相談して対処法を考えましょう。

まとめ

精神疾患を患っている方にはもともと頭痛持ちの方も多いです。またストレスで起こることも多く、病気そのものが原因の場合もあります。自分でできる予防法や対処法もありますが、辛い場合は主治医に相談して安定剤、抗不安薬、継続して服用できるような頭痛薬などを処方してもらうことも考えましょう。

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  • この記事を書いた人

しょうと

中高年の精神障害者です。統合失調感情障害と診断されており、障害年金1級を受給しています。心の病と共に生きるためのノートとしてこのブログを書いていきたいと思います。

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